みかん温泉

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エイプリルフール

2010/04/01(Thu) 00:47










フンフンと鼻面を押し付けてくる。硬い毛で覆われた熱い体を寄せてくる。濡れて光るペニスが見える。獣の臭いが漂う檻の中。
こいつ(皆にはクマと呼ばれている)は見た目も中身もぶっ壊れていて季節に関係なくたまに発情しては夜に鳴いて俺を呼ぶ。以前は発情すると衝動に任せ檻の中で暴れるばかりだった。クマの檻だけは住居用コンテナや他の動物の檻から離して置いてある。こいつの背中の刃が檻の鉄柵に擦れる音を皆が(動物さえも)嫌がるからだ。クマが檻の中で暴れる夜が続き不快な騒音が距離を超えて響き渡る夜が続くと、他の動物たちまで落ち着き無く騒ぎ出し団員どもは眠れないと言い出したので俺が処理にあたった。(苦情処理も俺の仕事のうちだ)はなからこうするつもりだったわけじゃない、初めは手で抜いてやるつもりで手袋とローション持参で赴いたのだがまあなんとなくこういう処理の仕方に落ち着いた。俺がこいつの相手をしてる事はおそらく全団員が知ってるが眉をひそめる様な奴は表立ってもきっと裏でもいない。団員たちは男も女も十歳を過ぎれば適当に相手を見つけて適当にやっている。俺が相手をしている人間もいる。ここでは性欲は隠されるべきものではなく個人が速やかに処理すべきものだ。全ての公演が滞り無く進行し喝采のうちに大団円を迎えること、それが何よりも重要。
座り込んでいる奴の後頭部を何度か(目を見ずに)撫でてやった後その巨大なペニスに潤滑ローションを振りかけて下を脱いでクマに跨がりゆっくり体を沈める。ペニスがでかくてキツすぎるが上手い具合に前立腺にあたれば自分も気持ちよくなれる。俺の全身がクマによって覆われる。
セックスは流れてきた美人のスケーターと先週して以来だ。ここの説明をしながら、コイツも団長の俺が世話した方が良いのかと水を向けたら押し倒された。がっついて容赦なく抉りやがって。逃げないと言ってるのに自分のネクタイで俺を縛った。今度あれ以上のことを仕返してやろう。そう思うと顔が笑う。
突き上げられながらそんな事を考えていたらクマの動きがはやくなってきた。腰骨を強く掴まれる。爪が刺さって痛え…というか痛えだけで済んでくれよと祈りながら射精を待つ。射精される間、両手で挟まれた腰がギシギシと鳴る。俺の腰骨はぎりぎりで耐えた。
たぶんこいつは解っている。衝動のままに力を込めて俺を壊したら代わりにこんな事してくれる奴はいないって事を。こんな風貌でこいつはセーブする事を知っている。命令にも、たぶん言葉を理解した上で従っている。賢い奴はいい。暴力を使わなくて済む。
俺を抱き込んだままフーフー言ってる奴の懐から抜け出し、ペニスを抜いてゆっくり立ち上がる。汗とケツをシャツで拭って下着とズボンだけを身に着けて外へ出る。「またな。」闇の中で奴の目だけが見えた。
シャワーコンテナまで湿った草の上を歩く。空には月がある。虎になった男の話があったが、あのクマも昔人間だったことがあるのかもしれない。そう思った。






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